中国薬事制度改革(第1回)― 激動の 2015 年2015年11月23日/簡 佑任 (简 佑任)/医薬市場|政策行政1.始めに CFDA(中国の国家食品薬品監督管理総局)は、2015 年の年頭に、今年を医薬品審査承認制度の改革元年にするとして、業界内に風雲急を告げる年が始まりました。その後、ご承知の通り、次々と関連する文書・通知が発せられましたが、その重要なものは下記の通りです。 公布日 組織名 文署名 主要な内容 2015.08.18 国務院 医薬品・医療機器の審査承認制度の改革方針 (国発国发〔2015〕44 号) ・新薬の定義の変更 ・NCE 新薬の審査承認のスピード化 ・販売承認制度への移行 ・海外未承認薬について、中国国内での臨床試験の実施に関する承認システム 2015.07.31 CFDA 承認申請の滞貨問題の解決の為の政策意見 (140 号通知) ・ジェネリック薬の水準向上 ・IND(臨床試験申請)の審査承認の最適化(届出制) ・臨床上、必要性が高い医薬品の承認 2015.01.30 CF [続きを読む]Read more https://www.kawamotobbp.jp/wp-content/uploads/2022/05/logo_black.png 0 0 簡 佑任 (简 佑任) https://www.kawamotobbp.jp/wp-content/uploads/2022/05/logo_black.png 簡 佑任 (简 佑任)2015-11-23 04:31:002018-12-14 19:11:09中国薬事制度改革(第1回)― 激動の 2015 年
改良発明とグラントバック2015年6月23日/川本 敬二/医薬市場|中国知財ある基本技術Xについて、日本企業(ライセンサー)が中国で基本特許を有しており、当該特許に基づき、中国企業(ライセンシー)に契約地域を中国としてライセンス許諾がされることを想定してみましょう。中国企業のR&D能力が強化されつつある現状では、基本技術Xが製品であれ製造方法であれ、ライセンシーの中国企業は中国での基本特許のライセンス許諾を受けた後に、技術Xそれ自身の商品化を行うことと並行して、技術Xの技術改良に努めることも十分にありうると想定しておかなければならないでしょう。 [続きを読む]Read more 0 0 川本 敬二 https://www.kawamotobbp.jp/wp-content/uploads/2022/05/logo_black.png 川本 敬二2015-06-23 14:08:222018-12-14 19:12:18改良発明とグラントバック
エボラ薬と中国特許強制実施権2015年4月1日/川本 敬二/医薬市場|政策行政|中国知財中国では、4,5年前に中国の軍事医学科学院が見出したとされる抗エボラ・ウイルス薬JK-05について、四環医薬が技術移転を受け、臨床試験の開始を予定しているとの発表がありました。その後、日本の「アビガン」と中国の「JK-05」が実は同一化学成分である可能性があり、もしそうであれば、当該成分に関して、日本の富山化学が中国で特許を有していることから、四環医薬はその特許権を侵害することになるとの報道がされました。 [続きを読む]Read more https://www.kawamotobbp.jp/wp-content/uploads/2014/07/515416_xl.jpg 2000 3008 川本 敬二 https://www.kawamotobbp.jp/wp-content/uploads/2022/05/logo_black.png 川本 敬二2015-04-01 16:47:452019-01-08 12:43:19エボラ薬と中国特許強制実施権
中国薬事制度改革(第1回)― 激動の 2015 年
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エボラ薬と中国特許強制実施権