中国医薬 ― 日中医薬品ビジネスの架け橋 Produced by 川本バイオビジネス・パートナーズ株式会社
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百済神州 / Beigene / 百济神州 / ベイジーン

証券コード:NASDAQ.BGNE, SSE.688235, HKEX.6160

正式会社名:百济神州生物科技有限公司 / BeiGene, Inc.

公式ホームページ:https://www.beigene.com/

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最新情報

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    中国発の新薬 / FDA(米国)承認申請の行方

  • 2022年1月18日

    中国医薬品企業の規模の膨張

  • 2021年8月9日

    中国医薬品企業の研究開発投入資金トップ20

  • 2021年6月9日

    【百済神州】上海科創板へ上場

  • 2019年1月20日

    【百済神州】新薬が中国発の抗がん剤で初のFDA画期的治療薬に


「チャイメリカ」、中国とアメリカは経済面では切っても切り離せない関係にあり、両国経済が一体化していることを表す言葉です。医薬品業界でそれを体現していると言えるのが百済神州(Beigene)です。会社創立の切っ掛けは、2006年の北京でのこと。当時、北京のCROトップだった米国人オイラー(Oyler)と2003年に中国政府肝いりで作られた北京生命科学研究所・所長のDr.王の出会いでした。

オイラーはMIT(米国ボストン)で機械工学を学び、米国マッキンゼー(コンサルティング会社)を振り出しに、1990年代は米国のバイオベンチャー等を立ちあげていました。CROビジネスがコスト・効率面での優位性を求めて米国から中国に向かっていた流れに乗って、オイラーは2005年に北京にCRO(BioDuro)を設立し、臨床試験の受託ビジネスをスタート。

他方、Dr.王は、北京師範大学の生物学科を卒業後、米国留学、米国のハワード・ヒューズ医学研究所を経て、北京生命科学研究所の創設に参加。米国科学アカデミーと中国科学院の両方のメンバーでもあり、中国のバイオ分野の科学者のスターでした。

そういった二人が、「米国」のビジネス・金融概念をベースに、「中国」の新薬R&Dインフラ(人材、CRO、コストメリット、資金力)と経済成長をバックにして、2010年、北京で百済神州を設立、癌・免疫分野を柱に研究開発を開始しました。

創立後、12年を経た現在、グローバルに8千人の従業員を擁し、そのうち2,200人が臨床開発部隊に属しています。北京に研究所を有しており、中国・米国のトップ級の人材を集め、R&D活動を行い、自社開発品のグローバル品として、PD-1阻害剤、BTKK阻害剤、PARP阻害剤等を世に送り出しています。国際展開におけるBD活動も特筆すべきものがあり、連携相手先の企業としては、アムジェン、ノバルティス、アストラゼネカ、メルクセローノ、アムジェン等です。

また、国内販売面では、中国の規制改革・流通の再編の流れに乗って、臨床開発と販売促進の融合による新機軸を打ち出しており、所謂、賄賂漬けの営業とは一線を画しています。

三か所で上場(IPO)する唯一の医薬品企業

百済神州(Beigene)は、2010年に創業した後、2016年にNASDAQ、2018年に香港で上場を果たしています。さらに2021年6月上海科技板で上場し、3つの取引所で上場を果たした最初の医薬品企業となりました。米国、香港ではその上場時の株価と比較すると、現在の株価はそれぞれ1392%、100%となっており、株価総額は米国で3兆6千憶円、香港で1兆5千億円です。さらに屋上屋を重ねて上海へ。貪欲です。

百済神州は上海での上市で3400億円強の資金調達をし、この額は2018年香港上市時の調達額が990億円だったことから4倍近い資金調達ということになります。

業績

研究開発費と負の影

2019年に広がった噂、2017年第四半期以降の売上高の60%に捏造との噂が駆け巡るとNASDAQの株価は13%下落し香港でも下落に次ぐ下落でした。背景としては研究開発費の高騰、新薬の市場への新規参入に伴う巨額の営業コストの投入といった経費・費用の止まることを知らない増加がありました。

年度2017年2018年2019年2020年
研究開発費280億円780億円1100億円1400億円
営業経費14億円83億円238億円289億円 (1-9月)

資金の獲得

上記の研究開発費等の捻出のために積極的な資金獲得に動いています。

2019年11月には、Amgenは約2900億円を投入してBeigeneに資本参加(20.5%)。翌2020年7月、Beigeneは増資により2300億円を調達(Amgenも参加)、そして上海の科創板へのIPOです。

将来性

(準備中)

R&D情報

Beigeneの研究開発に係る国産第一号のBTK阻害剤は、2019年11月米国で上市し次いで翌2020年6月に中国で上市されました。PD-1抗体は2019年12月に上市。そしてPARP阻害剤が2021年5月上市と続いています。これら3品とも欧米系外資の製品と激烈なる市場競争の環境下にあります。

上記の3品以外にも臨床開発・申請段階のプロジェクトが47件あります。その内自主開発品が8品目、第三者との提携品が36品目です。2021年末までに12品目の新薬を上市に持ち込むとしています。

中国企業の課題である国際化についても急速な進展を見ています。2021年1月にはPD-1抗体をノバルティスにライセンス許諾し、upfront:715億円を獲得、ディール総額は2420億円に達するとの事。中国国産の新薬としては記録的な数字を達成しました。

新薬を創出する為には長期にわたる研究開発費の投入が必須です。中国で桁違いに大きな資金を獲得できる環境下、Beigeneは大きなチャンスを掴んでいると言えます。

BD情報

(準備中)

リスク

(準備中)

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目次

中国医薬最新情報

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  • 中国・新五か年計画 ── 創薬・バイオ医薬品産業への示唆2026年3月20日 - 10:52 AM
  • 中国の新薬データ保護・希少薬等の販売独占制度「医薬品管理法実施条例」公布2026年2月13日 - 11:55 AM
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